今回は体外受精を決意したきっかけ、採卵までのスケジュール、自己注射の感想などをまとめました。
2020年11月に人工授精5回目を終え、ついに体外受精へのステップアップを決意!
体外受精へステップアップするか悩んでいる。
自己注射が不安、費用がどのくらいかかるかを知りたい。
採卵までのスケジュールを知りたい。
これから体外受精に挑戦しようか悩んでいる方、自己注射が不安な方はぜひ最後までチェックしてくださいね!
体外受精へステップアップを決めたきっかけ
5回目の人工授精が終わった段階で
人工授精は十分やり切った感があり、吹っ切れる思いがありました。
クヨクヨ悩んでいても仕方ない!
前向きな家族の後押しもあり、治療を休むことなく体外受精に挑戦することに決めました。
ただ、体外受精へ向けて不安なことは尽きません。
①高額な医療費は少ない貯金でまかなえる…?
②自己注射が怖すぎるけど、本当に自分でできる…?
医療費は助成金が出ますし、自己注射は他の人もできていることだから大丈夫ですよ!
と看護師さんに言われ、少しだけホッとしました^^
体外受精《1回目の検診》2020.12.15

採卵スケジュールを決める
人工授精5回目の後、リセットが来て10日以内にクリニックを予約。
そして、約1ヶ月分のピルを処方されました。
プラノバール・マーベロン〈自費〉
・1日1回夕食後
・1回1錠24日分(12/16〜1/8)
ピルを飲むのがちょうど年末年始の慌ただしい時期だったので、忘れてしまわないか不安でしたが、なんとか飲みきりました!
年が明けたら自己注射と採卵、そして妊娠できるかも!とこの時は呑気にワクワクしていました。
ピルの副作用
看護師さんの説明は
とのことでした。看護師さんの言っていた通りピルに体が慣れるまでは
うぅ…気持ち悪いぞ。胃がムカムカする!
と思うことが何度かありましたが、飲み終わる頃にはすっかり副作用を感じることはなくなりました。
メールに動画を送ったので、次の検診までに体外受精・自己注射についての説明動画を見ておいてくださいね!
ついに、自己注射…。
そう、わたしが一番恐れていた自己注射の日々がついに始まろうとしていたのでした。
お会計
さて採卵周期の1回目のお会計は
¥4,560
(プレノバール配合錠<自費>¥190×24)
この日はピルを処方されただけなので割と安めなのでした。
排卵誘発の自己注射指導《2回目の検診》2020.01.15

2回目はピルを飲み終わって、リセットが来てから3日目の検診でした。
まずは、卵胞の状況などホルモンの数値を確認するための血液検査とエコー検査をしました。
次に看護師の方から自己注射の指導が!
ついにこの時が…という気持ちでした。
薬液を吸い上げて、ではお腹に注射してみてください。
まじか。この針を自分で刺すのか。

プス……
あれ?思ったより痛くないかも!!
腕に注射を刺すよりも、お腹の脂肪のおかげか痛みは優しく感じました。
ほっ!
(後から知ったのですが、この薬は優しめだったので痛みが弱かったらしい)
お会計
さて採卵周期の2回目のお会計は
¥23,420
- 血液・超音波検査 ¥9,900
- uFSH注用150単位「あすか」(注射)¥3,300×4
- ワンショットプラス(消毒用シート)¥320
注射は1回¥3,300。これを見ると失敗できないという思いが強くなるのでした。
卵胞チェック《3回目の検診》2020.01.18

3日後の3回目の検診は、前回と同様に採血▶︎エコー検査▶︎検診▶︎薬(追加の注射)を貰って終了という流れでした。
あれ〜?思ったより卵胞が育っていないので、薬を増やしましょう!
薬が思ったよりも効いていなかったようで、薬剤を混ぜる作業が増えました。泣

でも自然と腕に刺されるよりは痛みは鈍い。
刺す時は怖いけれど、刺してしまえばことは一瞬。
次第に注射にも慣れ、思っていたよりは簡単だったなと感じようになりました。
痛いは痛いけれど、耐えられないレベルではない!慣れは人を強くさせる!!
お会計
さて採卵周期の3回目のお会計は
¥28,600
- 血液・超音波検査 ¥6,600
- HMG注フェリング 150単位(注射)¥3,300×4
- フォリルモンP 75IU(注射)¥2,200×4
注射の薬が増え、日数が多くなったので少し金額が増えました。
卵胞チェック《4回目の検診》2020.01.22
1月25日が採卵予定日だったので、これが採卵前の最後の検診だ!と思っていたのですが、
あれ、卵胞まだ小さいですね。これは25日は早すぎるので、日程をずらしましょう!27日か29日になりそうです。
まだ注射の日々続くんかーーーーーーい!!!
撃沈!まだまだ続くよ。注射の日々。
正直かなり凹みました。
お会計
採卵周期の4回目のお会計は
¥28,400
- 血液・超音波検査 ¥6,600
- HMG注フェリング 150単位(注射)¥3,300×3
- HMG注フェリング 「F」(注射)¥3,300×3
- レルミナ錠40mg ¥2,000×1(排卵させないための薬)
卵胞チェック《5回目の検診》2020.01.25

さて、いよいよ採卵前のラストの卵胞チェックへ!
左に7個、右に4個ありますね。思ったより少なめですが、今回はこれでいきましょう!
わたしは前に多嚢胞性卵巣の気があるとクリニックで言われたことがあるので、てっきり卵はもりもり育つものだと思っていたのですが、現実は11個。
と夫に言われ、落ち着きました。
不妊治療中は自分の注射が悪かったのかな…など、何かとナイーブになりやすいので夫の励ましは心の支えになります。
では、今夜は卵胞を成熟させるための注射を夜の9時と10時に打ってください。
夕食後は薬と寝る前には排卵を止める座薬を入れてください。
げ…まだ注射は続くのね。やることいっぱい。がんばろう。
お会計
採卵周期の5回目のお会計は
¥18,760
- 血液・超音波検査 ¥6,600
- ゴナトロピン 5000単位(注射)¥3,300
- ルクリン (注射)¥3,300
- カバサール ¥220×16
- ボルタレンサポ ¥510×4(排卵防止&痛み止めの座薬)
わたしの採卵までのざっくりな自己注射weekはこんな感じでした!
自己注射合計金額
採卵周期の合計金額は…
¥103,740
自己注射の数 11回
もはや、計算したくない金額ですがやはり10万超えでした。。
そして注射11回…。がんばった自分を褒めたい。涙
採卵周期で自己注射をやってみて感じたこと!
①夫婦での声かけや、スケジュールの共有が大切

採卵周期は自己注射や仕事の合間に通院など…何かと忙しく、些細なことでもメンタルがやられがち。
そんな時に夫から
と質問され
わたしだってやったことないんだから、知るかーーー!
自分でもちょっとは調べてよ!
と一度喧嘩になったことがありました。
通院や注射をするのは妻がメインなので、どうしても夫の興味関心は薄れがち。
でも少しは自分で治療について調べて、こちらを労って欲しい!
二人で取り組んでいる感が欲しい!と心の底から思ったのでした。
なので、デリケートな採卵期間は夫のサポートは必須。
この一言で救われるので、世の不妊治療中の旦那様はぜひ奥様に優しい声をかけてあげてくださいね!
②夫にも精育サプリを飲んでもらう大切さ
食後に夫婦でサプリを飲むようになってから一緒に妊活している感がアップ!
自分だけ不妊治療を頑張ってる感が軽減し気持ちが少し楽になりました。
男性用サプリを色々と調べてみると、割と値段が高いものが多く、少しでも安く効果が期待できるものを買いたいと思い、TENGAの男性用サプリを購入。
購入の決め手となったのは医師監修のもと作られ、妊活に有効な成分がたっぷり配合されているということ。
そして、プライスも¥3,582(公式サイトから購入すると10%OFF)と良心的なのでオススメです。
プリマビエ 200mg
総精子数、精液量を増加させることが実証されている亜鉛 10.8mg
精液の原料となるビタミンC 100mg / ビタミンE 7.5mg
精子のDNA損傷率を下げるコエンザイムQ10 200mg
精子の酸化を抑制する
妊活戦士の自己注射《口コミ》
他の方の自己注射はどうだったのかTwitterの口コミを見てみましょう!
採卵から4日目です🥚🍑
結構な数のたまごが採れて一安心😊
採卵怖すぎて泣いたわ~
あと点滴してから咳が止まらなかったな💧💧それにしても自己注射からお腹のぽっこりが凄いなぁ。
採卵後もぽっこり。そして痛い😖💥
みなさんもこんな感じなのかなぁ?#不妊治療#体外受精#採卵— ねね (@GuMtQrqzq6as8Fu) January 25, 2021
https://twitter.com/HINANO20TAHITI/status/1354239685317382145?s=20
https://twitter.com/5WdKjHjFiFkGOQy/status/1354430205952069637?s=20
最初のTweetで「お腹ぽっこり」というワードがありますが、まさにわたしもお腹ぽっこり!
前からぽっこりはしていたけど、妊娠してるの?ってくらいぽっこりなんです。
子宮が腫れているせいもあると思うので、早く治って欲しい!
あと、気になったのはシリンジタイプよりもペンタイプの方が痛くないというTweet。
少しでも痛みのストレスが軽減されるのであれば、ペンタイプが良かった…。(タラレバ)
次回採卵に向けて《まとめ》

何とか自己注射期間は無事終了!
採卵前の通院は急に会社を抜けなければいけなかったり、朝家を出る前に自己注射をできない時は休憩室でこっそり注射をしたり…。
仕事をしながらの体外受精はスケジュール管理が大変でした。
そして、初めてのことだらけで慣れない環境の中進んでいくので、メンタル面では夫婦のコミュニケーションが何より大切!
今日は病院でこんなこと言われたよ。こんな薬をもらったよ。
など些細なことでも話しておくと、治療へのストレスも少しは軽減できるかなと思います。
これから体外受精へステップアップを悩んでいる方、自己注射が不安な方の少しでも参考になれば嬉しいです!
一緒に無理せず進んでいきましょう。
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回はいよいよ採卵レポです!それでは、またお会いしましょう♡
この記事は体験談や個人の考えをまとめたものとなります。医学的に気になる点があればかかりつけの医師などにご相談ください。



