こんにちは!ライターのshimoです。
今回は約一年半不妊治療に通いタイミング法・人工授精・体外受精でかかった費用をまとめました。
もちろんクリニックによって金額は異なりますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
不妊治療でいくら費用がかかるのか知っておきたい。
不妊治療でステップアップに悩んでいる。
トータルの費用
トータル費用
まずはざっくりタイミング法〜体外受精までの不妊治療にかかった費用です。
自分でも初めて計算してみたのですが、100万超えという結果でした。(高すぎる!)
不妊治療の助成金を引いた費用
助成金は30万円
わたしが住んでいる市では、体外受精を実施した場合30万円の助成金が戻ってきます。
調べてみると人工授精でも助成してくれる市町村もあるそうで、何とも羨ましい!
※不妊治療の助成金は市町村によって異なります。
ざっくり内訳
内容 | 費用 |
初期の検査 | ¥16,000 |
タイミング法 | ¥22,290 |
人工授精 | ¥222,150 |
体外受精 | ¥819,060 |
不妊治療助成金 | ー¥300,000 |
合計 | ¥779,500 |
体外受精へのステップアップで金額が大幅にアップ!
ただ体外受精は助成金が出るので少しだけ負担が軽減されます。(本音はもっと助成して欲しいけどないよりは有難い…)
2019.12 | クリニック指導の元タイミング法スタート |
2020. 3 | 小さいクリニックから全国規模のクリニックへ転院 ※クリニック閉院のため |
2020. 6 | 人工授精スタート×5回 |
2020.12 | 体外受精へステップアップ! |
2021. 1 | 採卵 ※計6個採卵 3個ずつ顕微、体外受精 |
2021. 3 | 4AB凍結胚移植 |
2021. 4 | 判定 |
では続いて細かい内訳を見ていきましょう!▼
①初期の検査諸々
まずは検査から
不妊治療クリニックの門を叩き、「いざ不妊治療をするぞ!」と思っても医師がすぐにタイミング法や人工授精をしてくれるわけではありません。
まずは血液検査やSNSでもお馴染みの子宮卵管造影検査や精子検査などで、不妊の原因を追求していきます。
検査内容 | 費用 |
不妊症検査 | ¥10,000 |
子宮卵管造影検査 | ¥5,000 |
精子検査 | ¥1,000 |
合計 | ¥16,000 |
※検査・治療費用はクリニックによって異なります。予めご了承下さい。
②タイミング法×費用《 内訳 》
タイミング法とは?
タイミング法とは卵胞チェックなどで排卵日を正確に予測し、医師の指導の日程でタイミングをとり妊娠へ導く療法のこと。
自分で基礎体温を測り、排卵日を予測することもできますが医師によるタイミング指導の方がより正確に排卵日を把握することができます。
わたしはタイミング法の途中で転院したので、それぞれのクリニックによって費用は異なります。
1. 転院前のタイミング法費用
タイミング法には自然周期と排卵誘発剤を使って、人工的に月経周期を調整する方法がありますがこのクリニックでは排卵誘発剤を使用。
回数 | 費用 |
3 | ¥13,390 |
※1回あたり約¥4,500
2. 転院後のタイミング法費用
転院後のクリニックは、自然周期によるもので医師の卵胞チェックのみで排卵誘発剤の使用は一切ありませんでした。(これ安いけど一番意味なかった気がする…)
回数 | 費用 |
3 | ¥8,900 |
※1回あたり約¥3,000
③人工授精×費用《 内訳 》
自然周期のタイミング法にお金を払うのがどんどん馬鹿らしくなり、いよいよ人工授精へステップアップ!
1. 人工授精前の検査費用
人工授精にステップアップする際に、夫婦でスクリーニング検査をしました。(高いけどこれは避けては通れない道でした…。)
スクリーニング検査 | ¥50,000 |
※1人約¥25,000
2. 人工授精費用
回数 | 費用 |
5 | ¥172,150 |
※1回あたり約¥34,430
タイミング法に比べるとグンと金額はアップしますが、タイミングを取らなければならないストレスから解放され、人工授精の日々はあっという間に過ぎていきました。
④体外受精×費用《 内訳 》
そして、いよいよ体外受精!
我が家は治療をお休みするという選択肢はなかったので人工授精5回目のリセットがきた段階で体外受精を決意しました。
体外受精にかかった費用の内訳をまとめてみました。
1.《採卵周期》自己注射の費用
内容 | 回数 | 費用 |
ピル代 | 24日分 | ¥4,560 |
自己注射代 | 11回分 | ¥103,740 |
自己注射の数や刺激方法は人それぞれなので、個人差が出ると思います。
わたしは、卵の育ちが微妙だったため、追加追加で11回も注射することに…。泣
2. 採卵費用
内容 | 費用 |
採卵・材料代 | ¥210,000 |
培養代 | ¥110,000 |
局所麻酔 | ¥20,000 |
顕微授精(9個以下) | ¥50,000 |
合計 | ¥429,000 |
採卵が今までの不妊治療の中で一番高かったです。顕微受精・培養費など高度な医療技術が求められるので仕方がないことですが…。
近い将来もう少し安くなって欲しいと願わずにはいられません。
3. 胚盤胞凍結費用
内容 | 費用 |
胚盤胞凍結(初回・3本まで) | ¥55,000 |
胚凍結(1本追加ごと) | ¥11,000 |
超音波断層撮影法 | ¥2,200 |
合計 | ¥68,200 |
我が家は4つの胚盤胞が出来たので、追加で¥11,000をお支払いしました。
4. 凍結胚移植
詳細 | 費用 |
移植前のホルモン剤 | ¥ 26,560 |
凍結融解胚移植料 | ¥ 110,000 |
透明帯開口法※ | ¥ 22,000 |
胚移植後の診察黄体補充等 | ¥ 55,000 |
合計 | ¥213,560 |
透明帯開口法※は、着床率が上がるということだったので迷わず実施しました。
ここからは不妊治療の費用に含んでいませんが、判定日以降に支払った詳細です。▼
5.判定日の費用
詳細 | 費用 |
エストラーナ | ¥ 4,320 |
ルティナス膣錠 | ¥ 7,770 |
合計 | ¥12,090 |
判定日で陽性判定をいただき、黄体ホルモンを補充するお薬が処方されました。
6. 胎嚢確認
詳細 | 費用 |
エストラーナ | ¥ 7,560 |
ルティナス膣錠 | ¥ 15,540 |
血液検査 | ¥5,500 |
超音波検査 | ¥2,200 |
合計 | ¥30,800 |
7.心拍確認
詳細 | 費用 |
エストラーナ | ¥ 9,720 |
ルティナス膣錠 | ¥ 21,090 |
超音波検査 | ¥2,200 |
書類発行 | ¥3,300 |
合計 | ¥36,310 |
最後に9週までのエストラーナとルティナスが処方されました。
流産予防になる黄体補充なのでいくらお金はかかっても、もらえるだけもらっておきたいという気持ちでした。
これにて不妊治療クリニックは卒業となりました。あとは無事育ってくれることを祈るばかりです。
お金のやりくりについて
治療費はカード払いでポイントゲット
我が家は地方に住むごくごく普通の一般家庭。そんなに収入が多いわけでも貯金がたくさんあるわけでもありません。涙
わたしのお給料をほぼ不妊治療費に使い、足りない分は貯金から移動!
わたしが通っていた不妊治療のクリニックはカード払いOKだったので、コツコツポイントを貯めて、消耗品などは楽天ポイントで買うようにしていました。
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不妊治療×費用《まとめ》
今回不妊治療の費用をまとめてみて、多かれ少なかれ国からの助成金があるのは有り難いなと実感しました。
そして、一刻も早く保険適応をしてほしい‼︎
もっと費用を抑えられれば体外受精へのハードルが下がるのに…と常々思っております。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
また、お会いしましょう♡
この記事は体験談や個人の考えをまとめたものとなります。医学的に気になる点があればかかりつけの医師などにご相談ください。